ご詠歌(詠讃歌)とは

讃歌えいさんか とは、声明しょうみょう などの流れも汲む、主に民間で伝承されてきた仏教讃歌です。いわば仏教版の賛美歌・ゴスペルともいえます。

詠讃歌は、平安時代をからはじまる西国観音霊場の巡礼歌を由来とし、三十一文字の仏を讃える和歌(道歌どうか )に曲をつけて唱える「詠歌えいか 」と、声明とお経を由来とし、七五調の繰り返しに曲をつけて唱える「和讃わさん 」からなります。
御詠歌、御和讃ともに鈴れい などのならしものを「ちん・りん・りん」と鳴らしながらやさしく静かな調べに乗せて唱えます。こころにしみじみと染み渡る、日本の風土と暮らしの中で生まれたメロディーです。

詠讃歌は民間の口伝えにより全国に広まりましたが、明治以降の近代に入ってから、各宗派の僧侶がこれを体系的にまとめて伝道し始めました。
昭和27年に発祥した曹洞宗「梅花流 」は、お釈迦さま・両祖さま(道元 さま・瑩山 さま)を讃え、人のいのちを敬う詠讃歌。やさしく穏やかな曲は、唱えやすく安らかなこころが生まれ、新たな感動がわいてきます。
現在全国6,400の講に参加するお仲間に愛されています。

ご詠歌をはじめてみませんか

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どなたでも受講できます

うめのはなクラス

対象 はじめてご詠歌をお唱えする方で、継続的に受講したい方。
(宗旨問わず、どなたでも受講できます)
期間 継続的に毎月1回(初めての方のためのクラス)
(第4週日曜日を基本としますが、都合により変更もあります)

内容

お道具(鈴など)を使って梅花流の曲にとりくみ、やさしく。たのしく。
仏教のお話も聞けます。
巡礼・お遍路でお唱えしてみたい方にもおすすめ。

月謝 ひと月1,000円(毎月納入)
会場 常林寺白瀧観音堂
講師 常林寺住職(曹洞宗梅花流詠讃歌師範)

問合せ・受講申込み

電話 055−975−3393(9:00〜17:00)

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